ご飯のお供にレトロなふりかけ「旅行の友」は何の味!?
毎日の炊きたての白ご飯に何かトッピングをしたい!
そんなときにふりかけをかけて食べると食事をより楽しむことができますよね。
鮭やたらこやのりたまなど...
ふりかけにも沢山のラインナップがあります。
さて、その中に「旅行の友」というパッと聞くと何の味か分からないふりかけを見かけたことがある人も多いのではないでしょうか。
今回は、実は古い歴史を持つレトロなふりかけ「旅行の友」についてご紹介していきたいと思います。
旅行の友とは
「旅行の友」とは、広島市に本社を構える田中食品が製造販売するふりかけになります。
主に西日本で販売されています。
なんとこのふりかけは、フタバの「御飯の友」と丸美屋の「是はうまい」と肩を並べ、大正初期(1916年)に誕生した商品で古くからの歴史を持っています。
これらの商品は、元々戦争に持っていく兵糧として開発された軍需物資なのです。
当時の社長は、自分の息子を戦地に送っており、「戦地で食べ物に困らないように、少しでも栄養価の高い食べ物をなんとか食べさせてやりたい」という親心から作り上げられたのがこのふりかけでした。
2016年には、販売より100周年を迎え、現在に至るまで多くの消費者から愛され続けている商品になります。
気になる味は?
さて、ふりかけは基本的に商品名で何の味であるか判断出来るものが一般的ですが、この商品に至っては「旅行の友」というタイトルです。
パッと見て判断が出来ないでしょう。
では、実際に何味なのか。
「こざかなふりかけ」と書いております。
製造元の田中食品も小魚の味と明言しております。
甘辛い醤油風味に味付けされた小魚粉末に卵の甘味とごまの風味を加えた
カリッとした食感はご飯のお供に最適です。
さいごに
さて、今回は「旅行の友」についてご紹介しました。
食べてみたくなったのではないでしょうか。
暖かいのご飯にふりかけると本当に美味しいですよ。
デザインも落ち着いたレトロ感があって魅力的ですよね。
大人から子どもまで味わえる逸品なので是非日々の食事に彩りを加えてみてくださいね。
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