【追悼:志村けん】お茶の間を賑わせたコメディアン。新型コロナ収束へのメッセージ
先月、2020年3月29日に日本の代表的なコメディアン 志村けんさんが70歳という若さでお亡くなりになりました。
死因は、現在世界のメディアをざわつかせている新型コロナウイルス(COVID-19) です。
志村けんさんは、ザ・ドリフターズのメンバーでレギュラー番組では、昭和時代より8時だョ!全員集合、ドリフ大爆笑、2007年からは天才!志村どうぶつ園などでお茶の間を賑わせてくれていました。
スペシャル番組では、志村けんのバカ殿様も皆様ご存知ですよね。
そんな志村けんさんが新型コロナウイルスに感染したというのは、死去する数日前でした。
2020年3月17日に倦怠感を訴え自宅療養。
19日には発熱と呼吸困難に。
20日には重度の肺炎と診断。
21日には意識不明の状態に。
23日に新型コロナウイルスの検査で陽性反応。
初期の倦怠感から12日後に旅立ってしまいました。
新型コロナウイルスの報道は毎日耳が痛くなるほど報じられています。
日に日に増える感染者。クラスターの脅威。
しかし、その危機感は果たして国民全員に伝わっているのでしょうか。
勿論、筆者も含めてです。
周りに感染者がいる状況ではないとそれを実感するのは難しいことかもしれません。
品薄になっているマスクを漁るだけでは危機感としてはやはり足りないのではないかと思います。
2020年4月1日時点では、感染者数は約3000人となっております。
※クルーズ船感染者を含む。
この3000人を多く受け止めるのかどうか。
国内人口と比較して少なく受け止めるのかどうか。
冷静に考えて頂きたいのは、初めは1人だった感染者が現時点で3000倍以上になっている事実です。
大袈裟かもしれませんが、これが同じ短期間で単純計算で3000倍になれば...900万人です。
今までと同様の生活を送ることでそれだけの数になるという可能性もあるかもしれないのです。
政府に訴えかけている国民もいるでしょう。
それも立派な対策なひとつだと思います。
しかし、やはり一番重要なのは感染を抑える為の一人一人の行動と意識です。
今世の中で起きている事態をしっかりと受け止めて対策に講じるべきでしょう。
新型コロナウイルスの対策
現時点での感染経路は飛沫感染と接触感染の2つが主に考えられています。
飛沫感染は、くしゃみ、つば、咳などと一緒にウイルスが放出され、それを吸い込むことによって感染します。
接触感染は、感染者がくしゃみや咳などを手で抑えた後にその手で物に触れ、他者がその物に触れることで感染します。
以上を元に
マスクの着用
アルコールの消毒
手洗い・うがい
が有効な対策と考えられています。
また、空気感染については起きていないと考えられていますが、閉鎖空間など近距離で会話をすることで感染するリスクを高めてしまう可能性が高い為、避けましょう。
さいごに
今回はジャンル外になりますが、新型コロナウイルスの脅威を改めて皆様にも認識して頂きたく、この記事を書きました。
不要不急の外出の自粛、閉鎖空間を極力避けるなど、個人個人で行える対策は細かいことですが沢山あります。
ワクチンの研究も日々行なわれておりますが、それが完成するのには時間を要しますし、手遅れになる可能性も高いです。
志村けんさんの訃報については、メディアに衝撃を走らせました。
この死は非常に受け入れ難く悲しいニュースですが、事実です。
しっかりと受け止めて、他人事とは捉えずに収束へ向けて取り組んで欲しい。
それが天国へ行かれた志村けんさんからのメッセージなのかもしれません。