瓶コーラはどうして美味しく感じるのか
たまに我々が良く知る自動販売機と形状の違う栓抜き付の瓶用自動販売機を見かけるとレトロな雰囲気につい立ち止まってしまいます。
筆者は、温泉やそうめん流しなどで見かけました。
特に喉が渇いていなくても、ついつい小銭を漁ってしまいます。
勿論、缶やペットボトルのコーラも美味しいのですが、何故だか瓶コーラには更なる美味しさを感じます。
どうしてなのでしょうか。
心理的要素から旨味を感じる
瓶のコーラは、スーパーやコンビニなどで手軽に手に入れることはできません。
一般的な自動販売機より圧倒的に数少ない瓶用の自動販売機。
そして、小規模経営の店舗や駄菓子屋などの小さなドリンクストッカーやお祭りなどの行事でクーラーボックスに入って売り出されています。
中身は同じコーラなはずなのに、この特別感が不思議と旨味を引き立たせてくれるんでしょうね。
また、500mlのペットボトルに対して、350mlの瓶。
美味しさを感じていて飽きが来る前に飲み終えてしまうからだとしたらなんか納得出来ます。
この内容量も心理的要素に関わっているのではないかと考えました。
(缶コーラのレギュラー缶も350mlだよ。とか言わないでください。焦)
瓶自体の問題かも?
飲み口
瓶の飲み口が慣れ親しんでいる缶やペットボトルとは異なる為、勿論口当たりも違うと言う人もいます。
コーラに限らず、同じコーヒーでもカップが違うだけで味が変わる。ということと同じ理論なのでしょう。
この理論から考えると、もし世の中に瓶コーラが出回っているのが一般的だったとして、缶やペットボトルが珍しいものだとすれば、人々は缶やペットボトルを飲んだときに美味しいと感じる逆説が生じるのではないかと筆者は思いました。
炭酸量の違い
含まれている炭酸の量の違いを主張する意見もあります。
ペットボトルや缶は、破裂しやすいですが、瓶は耐久性があるので炭酸を多く入れても破裂しないし、炭酸自体が抜けにくいということです。
(耐久性に関しては床に叩きつけて破損するとは別問題でお考えください。)
そもそも容器によって炭酸の圧は異なります。
瓶が1.9気圧。缶が1.5気圧。ペットボトルはもっと低いです。
炭酸量が多いに越したことはないので、そう考えると合点がいきますね。
容器の保冷性
更に瓶は、容器自体も冷えますので、保冷時間も長くなります。
ペットボトルは、容器自体はほぼ冷えませんし、缶は冷えるけれども容器の厚みが薄いので保冷時間は瓶に比べて短いです。
やはりキンキンに冷えたコーラとぬるくなったコーラとでは雲泥の差があります。
晩酌でビールを好まれる人も多いでしょうが、缶ビールをキンキンに冷やしたジョッキに移して飲みますよね。
それと同じ理論なのでしょう。
さいごに
今回は、瓶コーラについて触れて参りました。
コカ・コーラの知名度とコカ・コーラにはレトログッズが多いので、あえてコーラを基準に記事を書きましたが、
コーラに限らず言えることだと思います。
ちなみに瓶コーラの蓋も曲がらないように慎重に外して、瓶と一緒に保管してます。笑
飲むだけではなく、観るだけでも癒される瓶コーラ。
是非、見かけたときは普段味わえない旨味を体感してみてくださいね。
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