電子喫茶 アメイロタマネギ

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税金って昔からあったの?消費税は始め3%だった?

2019年10月1日から消費税増税がスタートしました。

8%から10%

今回の増税は、アルコール類を除く飲食料品と定期購読の新聞は、8%据え置きと軽減税率制度が設けられ、

更にはキャッシュレス決済を行なうことでキャッシュレス対応のマークのある中小企業は5%(フランチャイズ店は2%)ポイント還元してくれるので恩恵が受けられる消費者は増税前より安く変える手段があるという嬉しいようで複雑な制度になっています。

さて、増税の対策や生活費の見直し、今回の制度の内容などを模索されている人は非常に多いかと思います。

この記事では、そもそも税っていつからあったの?ということを話していきたいと思います。


昔の消費税

本土で弥生時代と呼ばれた3世紀初め、邪馬台国という国で卑弥呼という女王が国を治めていた。という話は、歴史の授業などでなんとなく覚えている人も多いでしょう。

この頃は、食べ物などが税として納められていたと言われています。

それから約300年、飛鳥~鎌倉時代(6世紀後半~14世紀頃)には、国のしくみとして、農作物だけではなく、布や絹、労働の対価を税として納めていました。

そして、室町~江戸時代(14世紀~19世紀)には、税の中心が年貢(農民が土地の所有者に納付していた税)となり、商売人や手工業製品を製作している人にも税がかけられるようになりました。

それまでの税の量は、現代のような取り決めはなく、年間収穫量によってバラバラでした。
そこでなるべく均一にすべく、明治時代から政策が大きく変わりました。
収穫量に関係なく、税を徴収するようになり、法人税・所得税もこの頃から始まりました。

近代にあたる大正~現代では、我々が知る税のシステムに変化を遂げました。


制度誕生から現在までの消費税推移

あらゆる種類の税がありますが、その中でも今話題となっている消費税

この制度が誕生したのは、なんと平成からです。

1989年(平成元年)~1997年3月(平成9年)3%

1997年4月(平成9年)~2014年3月(平成24年)5%

2014年4月(平成24年)~2019年9月(令和元年)8%

そして、令和元年10月より10%(例外有)になりました。

税の制度の中でも子どもから大人まで誰でも知っている消費税がスタートしたのは、意外と最近の話なんですね。


さいごに

さて、今回は消費税増税の話題で持ち切りな世の中にそう言えば昔の税金ってどうだったんだろう?ということを簡潔に触れて参りました。

昔は、お金じゃなくて物が税の役割を担っていたんですね。

兎にも角にも税金大国と呼ばれる日本。
景気回復を目指す為に様々な改革が議論されてはおりますが、我々消費者にとってはシンプルに考えて痛手ですよね。

www.ametama-labo.com

この消費税増税で日本がどう変わるのか。
それは、時が過ぎないことに分からないことですね。

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