人の幸せを願える人になりたい
本日、明け方に身近な人が亡くなりました。
まだ若く、これからだったのに。
訃報を聞かされたときは、現実を受け止めきれずにいました。
その人は、とても明るく元気で強引で周りに沢山の人が集まるようなハツラツとした人で
自分の幸せよりも尚、家族や他の人の幸せを願う心の強い人でした。
何より、人間より人間らしい。真っ直ぐな人でした。
先程、お通夜に参列して参りました。
沢山の人が悲しむ姿がそこにはありました。
あぁ、やっぱりこの人はこんなに沢山の人に愛されていたんだな。
と改めて感じされられました。
通夜のお経を聴きながら、ここ何年も流すことの無かった涙が滲み出てきました。
多分これが自身でもやっと実感したんだな。と感じました。
人の命って、何でこんなに儚いのに何でこんなに重いんでしょうね。
何より今一番辛いのは、亡くなる直前まで朝から晩まで必死になって寄り添っていた家族。
告げられた宣告といつ終わるかの分からないタイムリミットの中で、どんな心境でいたのでしょう。
ただ、悲しみは見せずにいつものように明るく振舞っていました。
そんな人たちに何もしてあげられない。何をしたらいいのか分からない自分が情けなくて、悔しくて、歯痒くて。
ただ、せめてもの想いで、その人へ最後のLINEを送信しました。
口では伝えられなかったこと。想いを添えて。
既読がつくわけもないんですけど、
いつの日か既読になることを待っています。
そう打ち込みました。
悲しみもひとつの大切な感情表現。
いつか誰しもが訪れるべき日が訪れてしまった今日。
そして、告別式が行われる明日。
親族を含め、思いっきり悲しみに打ちひしがれる。
それでいいと思います。人間なんだから。
しかし、悲しんだ後は、前を向いて歩まないといけないんだ。その人の為にも一日一日を大切に生き抜かなければならないんだと思いました。
改めて、生命の尊さに気づかされました。
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
今までありがとうございました。
あなたのように人の幸せを精一杯願えるような人間になりたいです。
ゆっくりと眠ってくださいね。
この8月25日という日を一生忘れません。
御冥福をお祈り致します。