【レコード】来生たかおのアナログ盤を入手したので聴いてみた
先日、シンガーソングライターでもあり、作曲家の来生たかおのLPレコードを入手致しました。
今回、入手したのは、来生たかおがキティレコードより
1978年にリリースした「By My Side」
1981年にリリースした「夢の途中」 です。
アナログ盤は、今や生産がされていないものが多く、店頭で気軽に見かけることもありませんので、中古での入手の方が主です。
勿論、筆者が入手したのも中古です。
30年近く前のものなので、パッケージには若干の経年劣化が見られましたが、これは仕方ないですね。
しかし、中のアナログ盤は鏡面のようにピカピカと光っており、前の持ち主が丁寧に手入れし、保管していたことが伺えました。
レコードの手入れは、非常に大事です。
ストイックに管理しなければいけないのは、ストレスでしょ?と思われる人も多いかと思います。
何せ、今はワンタッチで好きな曲を好きな時に聴ける時代ですもんね。
しかし、この手入れと取り扱いという手間が魅力なんです!
以前もその素晴らしさについて少し御紹介致しましたが、本当の意味で音楽に浸る ことができますよ。
慎重にパッケージから出し、面に触れないように...
そっと、そっと、そっと...
この緊張感から自ずと集中力が生まれます。
さて、今回収録されていた来生たかおの曲は、猫も踊り出しそうな優しいポップ&バラード という印象でした。
明るく弾むように軽快なポップから
しっとりと優しく儚いバラードまで
どれも甲乙つけがたいとてもいい歌ばかりです。
色々なジャンルの曲を聴いてきましたが、来生たかおの曲は脳裏に焼きつくスピードが断然早く感じました。
恐らく、作曲者の伝えたいことがメロディと歌詞にハマっているからでしょう。
さて、そんな素晴らしい曲の中から今回は1曲だけ御紹介致します。
官能少女
「By My Side」のB面4曲目に収録されています。
愛した彼女が少女と女の間をすり抜ける。
きっと、男性目線から年頃の彼女に翻弄される心境を描いた曲なのでしょう。
筆者は、この曲に出逢って、来生たかお作品に触れるようになりました。
あだち充先生原作で1983年から1984年にかけて放映された「みゆき」というフジテレビ系で放送されていたアニメ。
ご存知の方もいるかと思います。
実は、この曲が挿入歌として作中で流れたのです。
そこから、来生たかおの歌声に魅了され、アナログ盤を漁るようになりました。
あだち充先生といえば、以前当ブログでも筆者のブームとして、レトロアニメ「タッチ」を御紹介したことがありました。
余談ですがアニメ化されている作品として、
「みゆき」「ナイン」「タッチ」「スローステップ」「H2」「クロスゲーム」は全話制覇しました。笑
現在は、スローペースで「陽あたり良好」を観ておりまして、それを終えたら「MIX」を観て、あだち充アニメ作品を完全制覇したいと思っています。笑
どの作品も今の時代にはない要素があって、とても面白い作品ですよ。
おっと、話が脱線してしまいましたが
30年を経た曲も表現力豊かで心に染みる曲ばかりです。
令和という新しい時代になるに連れ、風化していかぬように沢山の人たちにレコードに触れていって欲しいです。
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