コーヒーカップとティーカップって別物!?その違いとは
御機嫌如何でしょうか?いきなりですが、皆さん紅茶派ですか?コーヒー派ですか?筆者は、紅茶を日常的に摂取していますが、やっぱりコーヒー派です。
喫茶店に行かれた際にコーヒー、紅茶共に頼まれた経験がある方も多いかと思います。
恐らく、疑問に思う人はそこまで多くないとは思いますが、ティーカップとコーヒーカップの違いって気にされたことありますか?
ちなみに紅茶繋がりで前回は、紅茶を淹れる際にも併用して使用できるプレスについて御紹介致しました。
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ただのカップかと思われるかもしれませんが、実はカップには美味しく飲む為のいくつかの工夫がされているのです。
というわけで今回は、コーヒーカップとティーカップの違いについて触れていきたいと思いますので宜しくお願い致します。
コーヒーカップの特徴
①ティーカップに比べ、背が高く筒型
コーヒーを楽しむ醍醐味のひとつは各銘柄の香りを楽しむことです。その為、コーヒーカップは基本、口が狭く、筒型に、そして背が高く設計されています。
こうすることによって、コーヒーの香りが飛んでしまうことを防ぐ事ができます。
②ティーカップに比べ、分厚い
コーヒー本来の味を楽しむ上で飲む時の温度が大切です。
抽出方法にもよりますが、コーヒーの抽出温度は90℃くらいが適温と言われています。
カップが分厚く設計されていることによって、保温性が高まり、冷めにくくなります。
ティーカップの特徴
①コーヒーカップに比べ、口が広い
ティーカップは保温性があるコーヒーカップに比べ、冷ましやすくするために口が広く設計されています。
紅茶は抽出の際、少し冷ましたお湯で抽出するコーヒーとは異なり、沸騰したお湯で抽出します。
その為、飲む際に少し温度を下げる必要があるので冷ましやすくするように設計されています。
②コーヒーカップに比べ、薄くて、背が低い
ティーカップはコーヒーカップ比べて、薄くて背も低く設計されています。これも紅茶を冷ましやすくするために考えられた構造です。
③内側にデザインが施されている事が多い
ティーカップの内側には、絵柄が描かれているものが多いです。済んだ紅茶の液体に絵柄が映るので、それを楽しむ為ですね。
コーヒーの液体は色が濃いので注いでも絵柄を観ることはできませんので、一部ではありますが、この絵柄の有無で判断することもできますね。
カップの区別
以上のようにコーヒーカップとティーカップの違いを御説明致しました。
昔は、コーヒーは「香りを楽しむもの」、紅茶は「色合いを楽しむもの」と区別され、その特性に合うカップが選ばれてきました。
が、現在では当時よりもそれぞれの品質、技術の向上によって、カップの区別をしない傾向が強まっています。
その為、コーヒーも紅茶も楽しめる各特徴を備えた中間的な形状の兼用カップの普及も増えてきています。
そうすることで自分好みのデザインのマイカップを選ぶ選択肢が増えるので、消費者にとってもその方がいいのかもしれませんね。
特徴について、御説明して参りましたが、だからと言って背が低いカップだからコーヒーが美味しくない。もしくは、背が高いカップだから紅茶が美味しくない。という訳ではありません。
オススメはしていますが、時代が進むにつれ、研究が重ねられ、コーヒーも紅茶も美味しく飲めるように日々進化しています。
ちなみに現在、コーヒーカップとティーカップを明確に区別しているのは、なんと日本だけのようです。
さいごに
さて、今回はサラっとでしたが、コーヒーカップとティーカップの特徴、違いについて御説明しました。
日々、何気なく使用しているカップですが、そのカップにも味を引き出す為の工夫がなされているなんて驚きですよね?
皆さんはマイカップを持っていますか?
近代では、安価でも機能性に優れたカップも多数ありますし、何より使いやすさ、形状、デザインで自分に合うカップを使用することで日々のブレイクタイムも尚楽しいものになるかと思います。
まだ出逢っていない方は自分だけのマイカップを見つけてみてはどうでしょうか?
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