電子喫茶 アメイロタマネギ

レトロやコーヒー好きの読者様へ筆者が学んできた珈琲の素晴らしさや情報を随時プレゼンしていくブログです。

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おいしいコーヒーの淹れ方~フレンチプレス編~


過去記事でおいしいコーヒーの淹れ方シリーズ(某ノベルではなく)第1弾として、ペーパードリップ編を御紹介致しました。

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今回は、第2弾として、別の抽出方法フレンチプレスでのコーヒーの淹れ方について触れていきたいと思います。



フレンチプレスとその特徴


フレンチプレスは、いくつか存在する抽出方法の中でも最も手軽に抽出できることで人気を博しています。

元々、フランスで開発されたフランジャーポットというコーヒーを淹れる器具を用いて作られたコーヒーのことをフレンチプレスと呼ぶようになりました。

また、このフレンチプレスは紅茶を淹れる際にも用いれられます。

ペーパードリップとの違いは、金属製やナイロン製のフィルターを用いるので、コーヒー豆の油分をしっかりと抽出できる為、風味、香りを満遍なく堪能できます。
コーヒー豆由来の特性を知ることができます。

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フレンチプレスでは、どうしても細かい粉が残ってしまうので、デメリットとしては、粉っぽさか苦手な人には不向きです。
しかし、言い換えれば飲んだ後にも口に粉が残る為、味が持続しやすいのでしっかりと味わうことができます。

油分を吸ってしまうペーパードリップと違い、油分がダイレクトに抽出されるフレンチプレスでは品質の良い豆やスペシャルティコーヒーを用いることでそれらのコーヒーの新鮮さを堪能することが可能です。

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用意するもの

フレンチプレスで使用するのは以下の通りです。
①コーヒー豆(粉)

自分好みの豆を持ち寄りましょう。

②コーヒープレス

コーヒーを抽出する為に必要な器具です。

③ケトル

お湯を沸かす為に必要です。

④計量スプーン

豆(粉)を計る為に必要です。

⑤コーヒーカップ

オシャレなものも多いので是非マイカップがあれば気分も高揚しますね。

⑥タイマー(スマホで可)

時間を計る為に必須です。最近のスマホはタイマー機能があるので便利ですよね。

⑦コーヒーミル

豆から挽くのであれば必須ですね。

⑧秤(計量器)

豆は勿論、コーヒー液の適正な量を計ることができるので、あれば非常に便利です。


フレンチプレスでの淹れ方

①挽いた豆(粉)を準備して、計量する


豆からされる方は、挽いておきましょう。
このとき、ペーパードリップより粉を粗めに挽くといいでしょう。
粉の量ですが、フレンチプレスは主に350mlのものと500mlのものがあります。
350mlの目安としては、15g~18g
500mlの目安としては、25g前後がいいでしょう。
※ただ、好みもあるので試行錯誤してみるのがいいかと思います。



②器具を温めておく


事前にカップとコーヒープレスを沸騰したお湯で温めておきましょう。
抽出後のコーヒーが冷めにくく、飲み頃の温度を維持出来ます。

③お湯を注ぎタイマーをセット


容器内の熱湯を捨て、粉をプレスに入れて、お湯を粉が浸かる程度までグルグル掻き混ぜるように注ぎます。
この時、一気に注がないように注意です。
タイマーは、3分~4分がいいでしょう。

④蒸らす


お湯を粉が浸かるまで注いだら30秒蒸らしてあげましょう。ペーパードリップと同様でこの蒸らし作業が大事になります。

⑤残りのお湯を注ぐ

蒸らした後は、粉の量に応じて、残りのお湯を注いでいきます。

⑥放置


注ぎ終えたら、プランジャー(棒)を引き上げた状態で蓋をして、タイマーが鳴るまで放置します。
放置中は、プランジャーを下げたりプレスを動かしたりしないように注意しましょう。

⑦プランジャーを押し下げる


タイマーが鳴ったら、プランジャーをゆっくりと押し下げます。
この時、勢いよく押し下げると液中に微粉が舞ってしまうので、そっと押し下げるように注意しましょう。

⑧カップに注ぐ


完全に押し下げたら、カップに注いでいきますが、この時も底に溜まった粉が舞わないようにゆっくりと注ぐようにしましょう。


さいごに


今回は、フレンチプレスについて御紹介してきました。揃える器具も少なく、フレンチプレス自体の値段もリーズナブルなものが多いので、手軽に試せるメリットもありますし、また紅茶が好きな人も併用できるので利便性にも長けてますね。

ペーパードリップと味比べをしてみるのも面白いかもしれません。
筆者は、同じ焙煎度と同じ時期の同じ銘柄の豆を両者で淹れて飲むことがありますが、本来の味をフレンチプレスで知ることができるので、ペーパードリップと比べた時に味が薄かったり濃かったりした際には、次ペーパードリップで抽出する際にはココを気をつけなければいけないなということが分かり、非常に日々勉強になっています。

長々と説明して参りましたが、ペーパードリップも然り、あくまで筆者の一例なので、これが正解!という訳でもないかと思います。味覚にも個人差があるので自分が淹れて美味しいと思えるコーヒー。それが正解なんだと思います。
なので、普段コーヒーを淹れる方も自分とココが違うな。淹れたことがないけど、興味がある方もこんな風に出来上がるんだ!という参考にして頂けたら幸いです。

普段淹れる方々のミソについても是非参考にしていきたいと思いますので、聴かせて頂けたら嬉しいです。



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