電子喫茶 アメイロタマネギ

レトロやコーヒー好きの読者様へ筆者が学んできた珈琲の素晴らしさや情報を随時プレゼンしていくブログです。

電子喫茶 アメイロタマネギ

喫茶店で素敵な出会いが。コーヒーがもっと好きになりました。

先日、喫茶店に訪れた際に素敵な出会いがあったので読み物としてブログを書かせて頂きます。

筆者は、ここのところ、色々あって酷く落ち込んでおりました。

思い詰めていて、先々の希望というものも見えなくなってきていたのです。

人生の山場というと少し的外れかもしれませんが、本当に辛かったんです。


そんな時に自分をリラックスさせてくれるコーヒーを飲もうととある喫茶店へ足を運びました。

Googleのレビューが高評価だったこと、マスターが気さくで珈琲に対しての情熱が凄いという口コミ、そしていかにも喫茶店というべきの老舗で自分好みの外観。

足を運ぶと自分の中で何かが変わるかもしれない。 という不思議な直感が筆者の重い足取りを進ませてくれました。

店へ入ると綺麗な白髪のマスターがにこやかに迎えてくれました。
店内は、こじんまりとしているもののとてもレトロな雰囲気が出ていました。
椅子が4脚並んだテーブルが3卓あり、大きな焙煎機が構えられた焙煎室もありました。

筆者は、おすすめのブレンドとマンデリンを頼みました。

ブレンドを啜り、飲んだことのない絶妙な果実の酸味とほろ苦い後味に驚いていると

コーヒーはお好きですか?とマスターが落ち着いたトーンで声をかけてくれました。

はい!大好きです!と答え、自分のコーヒー愛について語るとマスターは嬉しそうに自身の想い出の品を沢山持ってきてくれました。

手製のネルドリップ布とハンドル。
自身の珈琲理論を綴った教科書。
ドミニカ共和国のコーヒー農園の写真や
69冊目に登る焙煎記録帳。

大好きなコーヒーの為に物凄い経験を積んできたマスターの話はとても心にも珈琲の味にも染みていました。


そして、なんと厨房まで案内され、マスター流のネルドリップの淹れ方まで御教授頂くことができました!

コーヒーを日々飲み続けていれば、必ず味の微妙な違いが分かる日が来る。

プロの真似をして、同じやり方でやっても、その人は超えられないのだから、自分だけのやり方を見つけて、自信を持って提供していくことも大事。

など素敵な教訓まで頂きました。

帰りは、焙煎したてのグァテマラとネルドリップの手順、焙煎時間の目安表まで頂きました。


喫茶店に入る前まではどこか沈んでいた心が
出る時には希望に満ち溢れていました。

コーヒーは好きだったけど、ここまで自分に希望をもたらせてくれるものだとは...。

本当にコーヒーという飲み物に出会えて良かったです。

今後、この喫茶店へ通い、マスターから様々なノウハウを学び、空き時間で修行を重ねていきたいと思っています。

いつかコーヒーで人を笑顔に。そして幸せであったり、希望をもたらせる。そんな自分になりたい。

これが今の筆者の目標です。

目標を持つことは本当に大事。
生きていく原動力になりますからね。

喫茶店へ1歩足を踏み入れて良かったです。

やらなきゃ何も始まらないし変わらない。
これは、何事においてもそうだと思います。

皆様も目標に向かって頑張っていきましょう!