【昭和末期の名作】ビー・バップ・ハイスクールのレトロな青春
数日前にたまたまBGM代わりにテレビを流していたら、とある映画が放送されていました。
やけに映像が古く、街並みや環境も純レトロに染まっていました。
観る限りでは、昔懐かしいヤンキーの学ランスタイルの生徒が盛り上げている学園青春モノ。
中途半端なボタン外しやリーゼント、腰パンスタイルのキャラクター達を観て、
突っ張ることが男の〜たった一つの勲章〜♪
とあの曲が無意識に頭に流れたのは筆者だけでしょうか。
番組表を調べると、それは1985年公開の
ビーバップ・ハイスクール
であることが分かりました。
ビーバップ・ハイスクールとは
ビーバップハイスクール(BE-BOP-HIGHSCHOOL)は、きうちかずひろという漫画家が描いていたコメディ作品で、1983年~2003年まで「週刊ヤングマガジン」で連載されていました。
映画版に関しては、1985年12月公開の第1弾を皮切りに6作品も映像化されています。
第1弾1985年12月公開
ビーバップハイスクール
第2弾1986年8月公開
ビーバップハイスクール 高校与太郎哀歌
第3弾1987年3月公開
ビーバップハイスクール 高校与太郎行進曲
第4弾1987年12月公開
ビーバップハイスクール 高校与太郎狂騒曲
第5弾1988年8月公開
ビーバップハイスクール 高校与太郎音頭
第6弾1988年12月公開
ビーバップハイスクール 高校与太郎完結篇
主演は、仲村トオル・清水宏次朗です。
二人とも面影はありますが若いですね。
岸本祐二・庄司哲郎らによるVシネマ版も1996年~1997年にビデオドラマとして全12作品リリースしています。
ツッパリ留年高校生の仲間徹と加藤浩志のコンビの喧嘩や恋愛に明け暮れる青春を描いた、ヤンキーものの代表作品です。
喧嘩は、めっぽう強いものの、必ずしも無敵の存在ではない点や、不良高校生の日常風景をリアルに伝える初期の描写が当時の学生のハートを鷲掴みにしました。
喫茶店でたむろする不良少年少女など、街並みの看板もレトロで懐かしく思えます。
おすすめの作品なので是非、見てみてくださいね!