【保存版】コーヒーノキの室内での育て方。目指せ!憧れの自家焙煎
過去の記事で我々が日々慣れ親しんでいるコーヒーは、「コーヒーノキ」という植物が花を咲かせ、実を鳴らせ、その種を焙煎して、皆様のよく知るコーヒー豆が出来上がります。ということをご説明致しましたね。
筆者は最近、とあるホームセンターで自分の部屋に置ける手頃な観葉植物を探していた際にこの「コーヒーノキ」を見つけたので、栽培を始めました。
部屋に飾るとすぐに愛着が湧き、大事に育てていきたいと思いました。
今回は、室内での「コーヒーノキ」の育て方をまとめてみました。
コーヒーノキの特徴
「コーヒーノキ」は、アフリカやマダガスカルが原産国であるアカネ科コーヒーノキ属に分類される植物になります。
赤道付近のコーヒーベルトに分布される暖かい地域で育つ植物ですが、観葉植物としても人気のあります。
しっかり管理し育てることができれば、花を咲かせて実を成らせることもできます。
観葉植物用であれば、ホームセンターや店舗で購入できます。
育て方も難しくないので誰でも手軽に育てることが可能です。
葉は、光沢があり綺麗です。成長するごとに緑の色も濃くなります。
また、個体差はありますが、植え付けから3~5年でジャスミンのような香りのする白い花を咲かせます。
やがて、コーヒーチェリーという真っ赤な果実を実らせます。
その実の中にある種を焙煎したものが我々の知るコーヒー豆となるのです。
コーヒーノキの育て方
日当たりと水やり
コーヒーの木が!
— まっさん☕️ (@massancoffee) November 12, 2019
元気になった(´;Д;`)♡
良かった♡#コーヒーの木 #コーヒーノキ #観葉植物 #コーヒー #coffee pic.twitter.com/NKVkTH6QuN
コーヒーノキは、風通しが良く、日当たりの良い場所を好みます。
しかし、夏の強い日差しを当て続けると葉焼けを起こしてしまいますので直射日光には注意が必要です。
寒さに弱い植物なので温度は、10℃を下回らないよう暖房などで温度管理を行なうと良いでしょう。
春から秋には、週2~3回程度、土の乾燥を確認した上で
植木鉢の底穴から水が流れ出るくらい水を与えてあげると良いでしょう。
冬は休眠しますのであまり水は与えず乾燥気味がベストです。
※与えすぎも根腐れの原因になりますので注意です。
葉先が新芽がしおれていたら水不足の証拠です。
室内で育てることで葉の表面にホコリが付着するのは必然的です。
ホコリが付着することで光合成の邪魔をしてしまうので葉水は毎日行ないましょう。
※葉水とは、葉を濡れた布で拭いたり霧吹きで水をかけたりすること。
土選びと肥料
根腐れを防ぐためにも、なるべく通気性と水はけの良い土を使うと良いです。
観葉植物用の培養土を用いるのが簡易的です。
小粒の赤玉土と腐葉土を配合するのも良いでしょう。
7号以上の大株に成長してきたら、軽石を1.2割程度足すと水はけも良くなります。
肥料は急な冷え込みのない5月頃から与え始めるのが良いです。
生育期が10月頃になりますのでこの頃まで与えるようにしましょう。
また、肥料を与える際には、商品に書かれている規定量を守るように注意が必要です。
肥料の与えすぎも肥料やけの原因となってしまいます。
挿し木・剪定と植替え
コーヒーノキは、挿し木で増やすことが出来ます。
※挿し木とは、株の一部を切り取り発根させ増やす方法。
また、挿し木から発根までには、2か月以上を要します。
剪定については、コーヒーノキの特性上、基本的に必要無いですが
大きく育ちバランスを整えたい場合などは必要に応じて行なうと良いでしょう。
タイミングとしては、生育期の5月、生育期が終わる9~10月頃がベストです。
同じ鉢で育て続けることで根詰まりを起こしてしまいますので植替えは、2.3年に一回は行ないましょう。
植替えのタイミングは、5~8月の暖かい時期に行なうことと根っこに付いた古い土を軽く落としてから植え替えるようにしましょう。
病虫害対策
暖かい時期には、害虫や病気によって被害に合うことが多くなります。
代表的な病気として、サビ病が雨に多い時期にかかりやすい病気です。
感染したら赤錆のような小さな斑点ができるので、全体に広がる前に感染箇所を切り落として処分しましょう。
代表的な害虫には、アブラムシやハダニがいます。
初期段階では、霧吹きや粘着テープなどで取り除くことができますが
被害が大きい場合には殺虫剤などを用いて駆除していく必要があります。
さいごに
今回は、室内で育てる事ができる「コーヒーノキ」についてご紹介致しました。
やはりコーヒー好きとしては、自分で苦労して育てた「コーヒーノキ」に実を成らせて、その豆で自分オリジナルのコーヒーを淹れてみたいという夢を見てしまいます。
花が咲いて、実がなったら、またこのサイトを通して皆様にご報告したいと思います。
手頃に買えるものなので是非皆様も育ててみてくださいね。