日本に存在した東洋のナポリ。イタリア気分が味わえる?
イタリアの南部の最大都市であるナポリ市
ローマ、ミラノに次ぐイタリア第三の都市として有名ですよね。
カンパニア州都であり、ナポリ県の県都でもあります。
紀元前6世紀に古代ギリシア人の植民活動によって建市されたと考えられている古くからの歴史を持つナポリ市ですが、その姉妹都市が実は日本に存在していたことを御存知でしょうか。
肝臓だけ鹿児島人の俺からすればこんな問題余裕
— ちだん🍺ZX14R.FXDB (@chidajunds) December 5, 2019
これは左🤗
↓
どっちがナポリでどっちが鹿児島? そっくりすぎて姉妹都市になった両市の景色がこちら pic.twitter.com/Tg3D3kF0yp
なんと、鹿児島県鹿児島市が「東洋のナポリ」と呼ばれ、60年近くもナポリ市と姉妹都市提携を結んでいるのです。
東洋のナポリ
姉妹都市提携
今日は鹿児島ナポリ通り辺りを。
— Joe ⚓️ (@america9674) May 23, 2019
暑かったね、さすがに今日は☀️鹿児島市にはパース通りもある。
オーストラリア🇦🇺のパース市と姉妹都市盟約してるためで! pic.twitter.com/UgA4pO4HkO
ナポリ市と同様で火山と縁が深く、海沿いの都市に位置している鹿児島市は、1960年(昭和35年)5月3日に姉妹都市提携をしています。
その背景は、ナポリ湾から望むヴェズーヴィオ山(ベスビアス火山)と錦江湾から望む桜島は、風景が類似しており、1955年頃から両市民の間で交流が始められました。
鹿児島市内には、鹿児島中央駅から続く「ナポリ通り」と呼ばれる6車線の大通りがあります。
写真を見比べて分かる通り、街並みの雰囲気もまさにナポリです。
更に毎年GWには、ナポリ祭というお祭りも開催しておりますので、気軽にナポリ気分を味わうことができます。
本格ピッツァなどイタリア料理も提供されているので、ワイン片手にストリートを散歩するのもお洒落ですよね。
ナポリ市には鹿児島通りがある
逆にナポリ市のヴォーメロ広場の近くには「鹿児島通り(Via Kagoshima)」というストリートが存在します。
ストリート内にはBar Kagoshimaという店舗もあり、鹿児島の存在を知るナポリの住人が集まっています。
ナポリのどこかで西郷隆盛を拝むことができるかもしれませんね。
さいごに
近代では、昔に比べて海外旅行は手軽なものになっています。
しかし、海外へ行く機会がない人もまだまだ多いのも現状ですよね。
海外は難しいけれども、ナポリ気分を味わう為に鹿児島市へ足を運ぶのもひとつの選択だと思います。
鹿児島市は、観光スポットも充実しておりますし、都市開発でイメージを超えるほど都会になり始めています。
更に自然豊かな温泉スポットが充実している霧島市もあるので旅行には持ってこいの土地だと思います。
独特なレトロな雰囲気も漂っているのでレトロ好きな人も楽しめるのではないでしょうか。
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