大阪万博のシンボル「太陽の塔」Expo2025はどうなる?
前回の記事でチラッと出てきたこの不思議な塔。
クレヨンしんちゃんの劇場作品
「嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲」にも登場しました。
これは、知ってる人は多いかと思いますが
「太陽の塔」
という1970年に大阪で開催された日本万国博覧会(Expo'70)のテーマ感の一部として建造された芸術家の岡本太郎の作品になります。
万博終了後には撤去予定だったものの反対の署名運動が有り、現在も万博記念公園にて残されているシンボルです。
さて、この太陽の塔ですが、ニュースでも話題となっていた日本国際博覧会がなんと大阪で55年振りとなる2025年5月3日~11月3日に開催されることが決定しております。
それに伴い、大阪府知事は「太陽の塔」を世界遺産に登録を目指していると昨年(2018年)ニュースでも報じられました。
では、2025年万博。次なるシンボルは、太陽の塔なのか?それとも別の建造物なのか?
※以下は2019年9月時点の予定になります。
Expo2025のシンボルは?
結論から言いますと、Expo'70のシンボルともなった「太陽の塔」のようなシンボルは新たに建造はしないとのことです。
その理由としては、多様性の表現を目指しているから。だそうです。
とはいえ、万国記念公園に太陽の塔は存在しますので意識せずともシンボルとして語られることでしょう。
また、Expoのエリアは大きく3つ分けられる予定です。
・ウォーターワールド
・グリーンワールド
・パリビオンワールド
各エリアでAR(拡張現実)やMR(複合現実)等の最新技術を活かした取り組みが行なわれるとか。
この記事を執筆してから5年半以上後の未来なので更に技術は発展していることでしょう。
おっと...レトロがメインのブログで語ることではなかったですね。笑
行方不明の第4の顔
太陽の塔が認知されているのは、3つの顔を持つ。ということです。
黄金の顔-盗聴部の金に装飾されている部分
太陽の顔-中心部に彫られた顔
黒い太陽-背に刻印された黒いペイント
これらは、現在も外観より確認することはできます。
ただ、もう1つ顔があったのです。
Expo'70のテーマ館の地下展示室に「地底の太陽」と呼ばれる第4の顔が展示されていました。
地底の太陽は、高さ約3メートル、全長約11メートルの大きな展示物だったようですが、博覧会終了後の撤去作業から約50年を経た現在も行方不明となっております。
なんか怖いですね。
さいごに
さて、今回は太陽の塔について触れました。
元々、建造物に関してはあまり関心を抱くことは少なかったのですが、この50年近くシンボルとして輝き続けるレトロな風貌。気に入ってしまいました。
近々オブジェを購入して部屋に飾ってみたいと考えております。
Expo'2025は、Expo'70の歴史をどれ程引き継ぐのでしょうか。
55年の間が空いてるので、どちらも行かれるという人は少ないかと思います。
新しい物を展開することは非常に良いことだと思いますが、歴史として古きものも忘れずに引き継いでいって欲しいものです。
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