回転ダイヤル式の黒電話が懐かしい
スマートフォンなど今や電話機が一人一台当たり前の時代になりました。
現代でも扱われておりますが、かつては一家に一台だった固定電話。
スマートフォンの普及により撤去している家庭も増えているかと思います。
そんな中で固定電話の中でも馴染み深いものは、ボタンプッシュ式かと思いますが、その一世代前を風靡していたものは、ダイヤル式の黒電話です。
もしかしたら、祖父母の家などでまだ取り扱われてるところもあるかもしれませんね。
実際に筆者の親戚の家でもまだ黒電話を使っています。
黒電話とは
黒電話とは、ディスプレイが無く、大きな回転ダイヤルを構えた電話機になります。
一般には、逓信省(後の電気通信省、現 : 総務省)、及び1952年(昭和27年)以降日本電信電話公社(以下一部を除き「電電公社」とする)によって制式化され、一般電話加入者に提供された3号・4号・600形および601形の各電話機を総じて呼称する。
※Wikipediaより引用
ディスプレイが無い為、自分が今何番を選択したのか分からなくなってしまうと受話器を降ろしてまたやり直しという時代さながらの不便さはありますが、
ダイヤルを回し、リリースしたときのあの独特な音と感覚は何ともいえない良さがあり、クセになりますよ。
この黒電話である3号電話機が日本に登場したのは、1933年(昭和8年)になります。
特殊簡易公衆電話
これは、現代でも病院や個人経営の商店などで見かけたことのある人もいるかもしれませんね。
基本的にピンク色の媒体が多く、硬貨を入れてダイヤルを回し電話を架けます。
スマートフォンや携帯電話を持たれていない高齢の人がタクシーや家族に迎えを呼ぶことに使われる人が多いかと思います。
さいごに
簡潔にはなりましたが、今回はダイヤル式の電話についてご紹介しました。
こんな懐かしいものがあるんだよ。ということを知って欲しかったので記事にしました。
ベルが鳴る音、受話器を切ったときに周りの人もあ、電話が終わったんだと分かるガチャーンという音。
なかなかいいものですよ。
スマートフォンでは、通話が終わったことって通話してる人が耳から端末を離す仕草を見なければ、周りに伝わりませんもんね。
電話のほぼ原点でもありますので、是非とも見かけたらダイヤルを回してみてくださいね。
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