電子喫茶 アメイロタマネギ

レトロやコーヒー好きの読者様へ筆者が学んできた珈琲の素晴らしさや情報を随時プレゼンしていくブログです。

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レギュラーとストレート。ブレンドコーヒーとの違いとは



前回の記事では、ブレンドコーヒーとは、複数の豆を配合して抽出されるコーヒーであるということについて触れてきました。

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ブレンドコーヒーってこんな風に出来てるんだなぁとザックリとイメージ頂けたでしょうか?

さて、今回はそれに付随して、レギュラーコーヒーとストレートコーヒーとは何たるか。
ということに着目していきたいと思います。


レギュラーコーヒー


レギュラーというと単一の豆を使用して作られたコーヒーと誤解されがちなんですが、それは間違いで、実際はコーヒーミル(グラインダー)などで挽いた豆(原材料の100%)を使って抽出したコーヒーのことを指します。よって、単一豆を指す言葉ではありません

ブレンドコーヒーの一種であり、抽出されたコーヒーを凝縮(下記で詳しく説明)したインスタントコーヒーとは、対比関係にあります。
ドリップやプレスなどで抽出した際にカスが出る淹れ方がレギュラーコーヒーということになります。

ちなみにレギュラーコーヒーというのは、和製英語になるので海外で使うことはありません。




ストレートコーヒー


別名でシングルオリジンコーヒーとも呼ばれています。

ストレートコーヒーは、その名の通りに単一の豆を使用して抽出したコーヒーのことです。
よって複数の豆をブレンドして作るブレンドコーヒーとは、対比関係にあります。

ストレートコーヒーでは、産地ごとに苦みや酸味、コク、風味、香りなどの特徴が異なり、各豆の本来の個性を味わうことができます。
その為、一種類の豆にしかできない純粋で透き通るような味わいを楽しむことができます。

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原材料100%であれば、このストレートコーヒーも日本ではレギュラーコーヒーと呼ばれます。




インスタントコーヒー


インスタントコーヒーについては、コーヒーに詳しくない方でもご存知かと思いますし、一度は飲んだことがあるかと思います。
簡単にいうと、粉にお湯を注ぐだけで完成するコーヒーです。スーパーやコンビニなど身近な場所にも売られていますよね。

上記で凝縮されていると触れましたが、このインスタントの粉は、実はコーヒーの豆を細かく挽いた粉ではなく、豆から抽出したコーヒーの液体を乾燥させることで粉状にしています。

一度、抽出し、乾燥させているので当然、レギュラーコーヒーなどに比べると味は劣化してしまいますが、手間なく簡単に楽しめますし、ゴミもほとんど出ず、経済的であることが魅力です。
なお、近代では技術の進歩により、日々本来の味に近づけるようにとメーカーによっては品質改良もなされているので勝るとも劣らないとも言える製品も出ています。

さいごに


さて、今回はレギュラーコーヒー、ストレートコーヒー。そして、インスタントコーヒーについて触れてまいりました。
ブレンドコーヒーとの違いもなんとなく理解して頂けましたでしょうか?

対比関係をまとめると
ストレートコーヒーブレンドコーヒー・・・
使用する豆が、単一複数

レギュラーコーヒーインスタントコーヒー・・・
抽出が、必要不要

簡単になりましたが、よく耳にするワードが故に知っているようで実は知らなかったりという方も多かったのではないでしょうか。
スーパーやモールでのお買い物の際には是非コーヒーコーナーに立ち寄って、製品表示なんかも見てみると面白いかもしれませんね。



筆者からするとネタの宝庫であるこのコーヒーブログなんですが、こんな話題も記事にして欲しい!という意見などもありましたら、応えられる範囲の要望を是非記事にしていけたらと思っていますので、コメント欄、トップページ下部のお問合せフォームから随時お待ちしております!

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