今日は何の日?4月20日は「珈琲牛乳の日」
4月20日は「珈琲牛乳の日」です。
コーヒー牛乳と聞けば、連想するのは温泉ではないでしょうか。
お風呂上がりに自動販売機の瓶に入ったコーヒーを腰に手を当ててグビグビと飲むと
この一杯の為に生きてるなー!
という気分になるというのは筆者だけではないはずです。
さて、4月20日が何故「珈琲牛乳の日」なのかを追求していきたいと思います。
珈琲牛乳の日の誕生
現在より遡ること約100年近くも前の1923年4月20日。
日本で初めて「珈琲牛乳」が販売された日になります。
東海道線国府津駅で販売開始された王冠で栓をした瓶入りの「珈琲牛乳」は当時20銭という価格でした。
当時の20銭は弁当並の価格なので高価なものでしたが、評判が良く全国の駅へ展開されていきました。
製造・販売した神奈川県にある守山乳業株式会社がコーヒー入り乳飲料の始まりの日として4月20日を「珈琲牛乳の日」として定め、一般社団法人・日本記念日協会が正式に制定をしたのです。
守山乳業は、1918年に創業した乳業メーカーのパイオニアです。
現在でも変わらず、素材の持ち味を大切に高品質な製品開発に携わっている信頼あるメーカーです。
しかし珈琲牛乳は存在しない!?
実は現在では「珈琲牛乳」が存在しないのです。
え?見かけるじゃん?と思われるかと思いますが、製品表示をよく見ると「珈琲牛乳」とは一切書いていないのです。
2000年に発生した集団食中毒事件がきっかけで2003年に法律が改正され、100%生乳でないと牛乳表示はできない。ということになりました。
珈琲を混ぜるわけですから、必然的に珈琲牛乳と名乗ることはできなくなったわけです。
よって、「コーヒー入り乳飲料」と表記が正しいのです。
カフェオレとの違い
カフェオレと珈琲牛乳って違うの?と1度は思ったことがある人は多いでしょう。
似たようなものと言われればそれまでなのですが
そもそもの定義が違います。
カフェオレは
ドリップコーヒーにスチームミルクを1:1(50%:50%)の割合で混ぜたものになります。
珈琲牛乳は明確な定義はないので、コーヒーとミルクの割合もメーカーによって異なります。
さいごに
本日は珈琲牛乳の日についてご紹介致しました。
温泉上がりに是非瓶のコーヒー入り乳飲料を!と言いたいところですが、2020年では新型コロナウイルスにより、全国に緊急事態宣言が発令されておりますので、外出は困難な日々が続いております。
終息後にはお腹を壊さない程度にたっぷりと味わいたいですね。