ビデオ端子の無いレトロテレビで昭和番組を流してみた
過去の記事で昭和時代のまだビデオ端子の無いテレビを購入しました!
という記事を更新しました。
そして、今回筆者が実現したいと思っていた夢を見事に実現することができました。
「昭和テレビで昭和時代の番組を流す。」
映った瞬間、感動の嵐でした。
大袈裟ですが難関試験に合格した気分でした。
日本で何人の人がこんなことをしているのか。
恐らくわざわざここまでされる人は少ないであろうと思っています。
ドラえもんもこの通り。
さて、その方法はざっくり言うと
このようにVHF/UHFの外部端子があるので、ここにRFコンバーターという変換する装置の金具を止めます。
※この時に注意したいのは、周波数の関係がありますので、UHF部分ではなくVHF部分に接続すること。
そして、このRFコンバーターをRCAと接続して、更にそれをHDMIと接続し、スマートフォンを含むHDMI対応の機器の映像をアナログテレビに出力するという工程です。
RFコンバーターは、現在ではほぼ生産されていないものになりますので、入手困難です。
ファミコン用のRFコンバーターを入手して、改造するかRFコンバーターを製作している人がヤフオクで出品されているのでそこから入手する必要があります。
※HDMIからRCAに変換する機器を購入される際は気をつけてください。 RCA→HDMIという逆のものもあるので、用途が異なってしまいます。
全体図としては、こんな感じです。
(汚い図と字で申し訳ないです。)
RF端子は、同軸ケーブルという太めの端子の中心部にすぐ折れてしまいそうな細い導線があるものになります。
ひと昔前のテレビを使用したことがある人は、ピンと来るかもしれませんね。
RCA端子は、スーパーファミコンやVHSなどの世代の人は、馴染みがあると思いますが、黄・白・赤の三本ケーブルになります。
HDMI端子は、近年あらゆる機器に使われておりますし、ご存知の人も多いでしょう。
これらの変換を駆使して、2チャンネル(某掲示板のことではありません)に出力をすることで映像が映し出される仕組みとなっております。
今回筆者は、Youtubeなどにアップされている昭和番組やCMを映し出しました。
レトロな機器でレトロな映像を楽しむ。
本当に最高の体験となりました。
まだ試してはおりませんが、勿論ファミコンなどを使用することもできるはずです。
それにしても昔のテレビは、良いですね。
現代のように赤外線もリモコンもありませんが、
2つのダイヤルがついており、チャンネル周波数を合わせて映す。
ガチャガチャという音がたまらないです。
また、映像が乱れたり、砂嵐が出たりすると、叩いて治すという民間療法も一般的なものでしたね。
今後様々な古き番組をこのレトロな装置で映し出して昭和時代へタイムスリップしたいと思ってます。
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